私たちの師匠 菜花ガールズ

畑の中で一番偉いのは!?
「菜花ガールズ」です
農業未経験、食用菜花栽培未経験な私たちにとって
菜花ガールズは師匠であり、最強の戦力であり、優しいお母さんたちでもあります。

写真は、菜花ガールズと障害のある方の初対面の場面・・・
「いい?菜花はこのくらいの間を開けて植えるのよ」と
菜花の間引き移植作業を指導してくれ
「このくらいじゃわかならいねぇ。この棒の長さ開けてね」と
そこに落ちていた枝を道具に変えて説明してくれました。
あるものを活かして、臨機応変に対応し
目の前の人を一人の人として声をかけてくれる菜花ガールズから
教わることが沢山あります。

菜花ガールズは全員で6名
近隣のおばあちゃんたちで
高秀の菜花作りを10年支えてこられたベテランの方もいらっしゃいます。
畑作業は天候によって作業の有無が決まるのですが
事務局スタッフのIさんが、菜花ガールズ連絡係の一番の若手メンバーと
細かいやりとりをショートメールで行っています。
Iさんは菜花ガールズに人気のやさしい男性
とっても気遣いのできる↑人で
バレンタインデーにはIさんから菜花ガールズにお菓子のプレゼントも!
菜花ガールズは6人6色
寒いからと、手作りマフラーを作ってきてくださる方や
お漬物くださったり、菜花料理や菜花保管方法も沢山教えてれます。
働き者の菜花ガールズは、熟練の技だけでなく
人生についての名言も数多く飛び出してきて
その都度「深いなぁ~」と感動しています。
「菜花の摘み時は、恋より難しい」
菜花の収穫タイミングを見計らうのは誰かに恋することより難しい
「大事なものは見落としがちで、そして足元にあるんだよ」
菜花の葉の下に収穫できる菜花が隠れていた時の名言
「あなたは経営者なんだから時間を無駄にしてはいけない」
と言って、畑の中を効率よく歩く方法を教えてくれたこともあります。
そう、歩く時間だって無駄にしてはいけない、常に効率化を考え実践するのです。

「みんながすごく丁寧に作業するでしょ。あれは教えられるねぇ。丁寧にするとちゃんと菜花も喜んで立派に育つもの」
「今年の菜花は本当にいいのができたよ。みんなが頑張ってるからね」
「挨拶の声が大きくて気持ちいいね~」と 福祉事業所の利用者さんや職員に声をかけてくださることもあります。
「大丈夫?」「ありがとう」「しっかりやんなさいよ」「あとちょっと」
「休むときはしっかり休みなさい」
菜花ガールズのやさしい声かけや笑い声は、大変な作業の中でも
もうちょっとやれそうだな、とパワーをくれます。
菜花ガールズがいつまでも活躍してくれる
みん菜にやさしい畑でありたいと思います